今回は、カエルを飼っている人も、これから飼ってみたい人も、ただちょっと気になっているだけ…という人も!
みんなに読んでほしい「カエルに関するおすすめの本」を、わたしの独断と偏見で5冊ご紹介します。
飼育の入門書から、眺めるだけでも楽しい図鑑的な一冊まで、幅広く取り上げていますので、
「カエルのこと、もっと知りたいな」と思っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

1.はじめてのツノガエル飼育

書名: はじめてのツノガエル飼育
著者: 森 文俊、東山 泰之
出版社: 株式会社ピーシーズ
発行年: 2010年
ツノガエルをこれから飼おうとしている方には、まさに必読の一冊!
ツノガエルの性質から飼育環境の作り方、日々の世話のポイントまで、網羅的にわかりやすく解説されています。
私自身、はじめてツノガエルをお迎えしたとき、この本にとても助けられました。
「こんな時どうしたらいいんだろう?」という場面で、とても頼りになる一冊です。
写真も豊富で、カラーバリエーションの紹介ページは眺めているだけでも楽しいです。情報がしっかりしているのに、全体的には軽やかに読めるボリューム感なので、初心者の方にもぴったりです。
2.地上棲カエルの教科書

書名: 地上棲カエルの教科書
著者: 西沢 雅
出版社: 笠倉出版社
発行年: 2024年
タイトル通り、「地上棲カエルについて学べる教科書的存在」の一冊です。
手に取りやすいコンパクトなサイズ感で、机のそばに一冊あると何かと便利。
全体は5つのChapterに分かれており:
- Chapter1:地上・地中棲カエルの基礎
- Chapter2:迎え入れと飼育セッティング
- Chapter3:日常の世話
- Chapter4:地上・地中棲カエルの繁殖
- Chapter5:世界の地上棲・地中棲カエル図鑑(ビジュアル満載!)
とくに最後の図鑑パートは、眺めているだけでも楽しい構成になっており、「この子もいつか迎えたい…」と妄想が広がります!
3.ビバリウム

書名: 爬虫類と両生類の暮らしを再現 ビバリウム 生育環境・品種別のつくり方と魅せるポイント
監修: RAFちゃんねる 有馬
出版社: 株式会社メイツユニバーサルコンテンツ
発行年:2023年
ビバリウムを作ってみたい!と思い立ち、作り方について書かれた本を探していたときに、最初に出会ったのがこの一冊です。
いざ調べてみると、ビバリウムに特化した本があまりに少なくて驚きました…。
そんな中、この本は初心者にもわかりやすく、写真たっぷりで解説されているので、これから始める方にはとても心強い内容になっていると感じます。
監修しているのは、人気YouTubeチャンネル「RAFちゃんねる」でおなじみの有馬さん。
動画でも詳しく紹介されているビバリウム作成法の要点がギュッとこの本にまとめられているような印象です。
動画で一度見て「やってみたいな」と思った方にも、本で改めて手順を確認できる点がとても便利。
“読むビバリウム入門”としておすすめの一冊です。
4.REPFILE vol.01 地上性カエル

書名: REPFILE vol.01 地上性カエル
発行:ピーシーズ
内容:ツノガエル・アフリカウシガエル・コノハガエル
発行年:2002年
1冊目に紹介した『はじめてのツノガエル飼育』のカバーでこの本の存在を知り、表紙のかわいさに心を奪われて購入しました。正直、完全にジャケ買いです(笑)。
あまり中身に期待していなかったのですが、ページをめくってびっくり!
中に掲載されているカエルたちの写真がとても魅力的で、まるで写真集のような一冊でした。
特に、カエル好きの方にはたまらない、思わず見入ってしまう表情の写真が盛りだくさんです!
もちろん、種類ごとの解説や飼育情報もしっかり載っているので、見て楽しいだけでなく、学べる内容もちゃんと詰まっています。
見ても読んでも楽しい、地上棲カエルファン必見の一冊です!
5.珍獣の医学

書名: 珍獣の医学
著者: 田向 健一
出版社: 株式会社 扶桑社
発行年:2010年
カエルの本ではありませんが、本の中ではカエルにまつわるエピソードも登場し、とても興味深い一冊です。
たとえば、脱腸してしまったカエルの整復法や、自分より大きなサイズの玩具を丸呑みしてしまったカエルに麻酔をかけてピンセットで取り除く話など──
読んでいてヒヤッとする内容ですが、エキゾチックアニマルの世界のリアルが垣間見える貴重な体験談が詰まっています。
もちろん登場するのはカエルだけでなく、鳥や爬虫類、小動物など“珍獣”たちの医療エピソードもたっぷり。
動物病院での実際の処置を垣間見ることができるので、「動物ってこうやって診てもらってるんだ!」という新たな発見があるかもしれません。
カエル好きはもちろん、エキゾチックアニマルに興味のある方に、ぜひおすすめしたい一冊です!
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